熊野那智大社
勝浦の駅を降りると駅前にバスが待っている。
那智山行きで那智駅を経由して行く。那智駅前には温泉施設があるようだった。
有名な大門坂を歩くため、途中の大門坂駐車場というバス停で下車。(この一つ先の大門坂というバス停でも良かったようだが、そんなには違わない。)
少し歩くと熊野古道らしくなる。
ゲートのように夫婦杉の巨木がそびえている。
さすがに見事な石畳、石段と回りの巨木もすごい。しかし、本当に太い木は参道の両側だけで、その周辺はそれほど古い木ではなさそうだ。
大門坂から一旦車道に出て、那智熊野大社の表参道につながるのだが、このつなぎの路がイマイチぱっとしない裏路風。
表参道からは一気に観光地っぽくなる。
春日大社同様、ここもきらびやかな朱塗りの社殿。
隣にはお寺もある。神仏習合。
ここの本当のご神体、ご本尊はもちろん那智の滝。
だが、大社からは意外にすっきりとは見えない。
実はこの五重塔が展望台となっていて、一番のビューポイント。
そこからの眺め。
少し歩くと滝の真下まで行けたらしいのだが、知らずに帰りのバスに乗ってしまった。ヨメサンからはだいぶ突っ込まれたがまあいいや。
ご神体は離れて仰ぎ見るもの。
この日は勝浦駅のすぐ後ろのホテルに宿泊。夕食は駅前すぐのおしゃれな(?)カフェレストラン。まぐろを使った創作料理などを出しているらしい。勝浦は「生」まぐろ水揚げ日本一なのだそうだ。宮城県人のヨメは塩釜ではないのか、と訝っていた。