ママチャリ2号

ママチャリ1号のほうは一段落。
ということで、ママチャリ2号を後輪27インチ化。


2号はもともと内装3段変速、シマノ・インター3がついてるのでこれはそのまま生かしたい。
そこでローラーハブ用のスポークを発注。27インチのローラーハブ用として出ているスポークは#13の296ミリ。スポーク36本とニップルのセットで750円だが、送料も同じぐらいかかるところが痛い。(ばらしたサーボブレーキハブのスポーク長を確認してみれば良かったのだが、、)
もとの26インチのホイールをばらす。バンドブレーキ用と違って、ブレーキユニットも外さないとスポークが抜けないのがやや面倒。
どうせならハブのグリスアップもついでにやればいいんだろうが、気力がなかった。まあこれは後でも出来るだろう。
さて新しいスポークでホイールを編んでいく。何回かやったのでだいぶ手際が良くなってきたぞ。
と思いきや、片側をゆるゆるで編んで、反対側。そして締めていくか、というところで、
ん?
ニップル一杯まで締め込んでもゆるゆるだ。
ありゃ、スポークが長かったか。
確かにローラー用で、長さも296に間違いない。ステンのリムとアルミのリムで規格が違うのか?
とりあえず走れる格好にでっち上げたい。
編み方を変えたらなんとかならないかと改めてネットで検索。
いままでやってた一番普通のやり方は6本組というやつらしいが、4本組とか8本組というのもアリらしい。
8本組ならスポーク長が長くなるからどうか、とやってみると今度は届かない。
ばらしたサーボのハブについてたスポークなら長いはず、と出してみるとなぜか同じ長さ。こっちが296ミリではなるほどローラーには長いわけだ。
しかし困ったな。
短いスポークで組数を減らしたら?と26インチ用のもともとのスポークでやってみると、4本組でも届かない。
じゃあ、と2本組。
これだとなんとかなりそうだ。
このスポーク、もう結構さびてる上に、ばらすときに1本曲げちゃったよ。。
ネット情報では、4・6・8本組はあるようだが、2本組というのはあまり使われていないようだ。2本組では角度がつかず、クロス編みのメリットがないのだろう。まあラジアルもあるんだから、ダメなこともなかろう。

メモとして、Amazonで売ってるアサヒのスポーク長を書いておこう。

                26インチ  27インチ
前輪          #14  282    302   
前輪(ハブダイナモ)  #14  272    292
後輪(バンドブレーキ) #13  279    299
後輪(ローラーブレーキ)#13  276    296

また、今回のローラーハブ+27インチアルミリムの編み方によるスポーク長を推定すると
2本組   276
4本組   282
6本組   292
8本組   306
となる。6本組で丁度のスポークを入手するのもなかなか難しそうだ。前輪用の細いやつで編むか?軽量化にはなりそうだが強度は不安だな。


相変わらず振れ取り台などはないので、振れとりは適当。
26インチでも変速を「速」にするとえらく重かったので、27インチだとさらに脚力養成器。
サドルとスタンドはもともと1号に付いていたのを移植したもの。シートポストは長いのに交換してある。


2本組はやや不安だが、これで日本一周しようというわけでもないし。


27インチを入れるために後輪の泥よけは外した。これで若干の軽量化を達成。1号と違ってチェーンを伸ばさなくてもクリアランスはそこそこOKだった。
泥よけ代わりに荷台に養生テープを貼っている。これも結局雨の日に乗るようなことはなさそうだが。