湯之峰温泉

本宮での宿泊地、温泉が三カ所あり、湯之峰温泉川湯温泉が有名らしい。
結局仙人湯のある川湯にしたのだが、写真で見る湯之峰温泉の風情も捨てがたい。二つの温泉は山で隔てられていて、路線バス利用では簡単に行ったり来たりしにくいようだ。バスの時間を見ると、川湯に行く途中に湯之峰で下りて10分待つと次のバスが来るダイヤ。そう頻繁にバスが来るわけではなく、これを逃すと次は2時間後というようなことになる。
ともかく、本宮からバスに乗り、湯之峰で下車。これがまた山道で、舗装こそしてあるもののほとんど林道だった。

さあ10分で写真だけ撮ろう。
橋の下に見えるのが、お湯の井戸みたいなもので、玉子などをもってきてゆでたりするらしい。実際ゆでてる人がいた。
ここは一番古い温泉らしく、小栗判官の説話の舞台。その小栗判官が蘇生したという「つぼ湯」もあって(この写真の奥)、入浴料を払えば入れるようだ。
とか言ってるともうすぐに10分。
しかし次のバスがなかなか来ない。結局20分ぐらい遅れてバスが来た。奈良のほうから延々来るバスで、道路の崖崩れなどの影響で遅れたらしかった。おまけに奈良交通のバスはJRの周遊券は使えないということでバス代を払う。まあ200円ちょっとだが。