ルーブル展(国立西洋美術館)

朝6時台の新幹線で行ったら8時半ぐらいには上野についてしまった。西洋美術館は9時半開場なので早過ぎたと思ってたら、9時になる前に入場待ちの列が出来始めたので並ぶ。開場の頃にはかなりの行列になっていたが、おかげで最初のグループで入場できた。入ると同時に中もかなり混んでいたので、最初を飛ばしてまずフェルメールの「レースを編む女」へ。
小さい絵だというのは知っていたので。額が大きい。印刷物で見ているし早起きの眠さもあって、それほどのインパクトは。。
早く入ったおかげで間近にかぶりつきで見れたが、しばらくしたらやはり混んできてパンダ状態になっていた。しかし、ちょっと離れて見ると、絵の後ろから光が出ているような明るさ、やはりフェルメール・マジックか。でも個人的には「真珠の耳飾りの少女」か「デルフトの眺望」だな。
しかし、フェルメール以外の展示作品にかなり印象的な良いものが多かった。
多かったのだが、何しろいろいろあって、カタログを見返さないと思い出せない始末。これじゃ、本当にルーブルに行ったらどうなるやら。
その中で印象が残っていたのはドルチの一対の「受胎告知」。天使ガブリエルとマリアのそれぞれの絵だが、ここではガブリエルも完全に若い女性として描かれていて、マリアより魅力的である。
ついでに常設展にも。何度かここを訪ねて、常設展は初めてみた。ドルチの作品もあり、結構いいものがある。ほんとは企画展などのない時にゆっくり見ると楽しいんだろうが、ウチからではなかなか。