ピカソ展

翌日、国立新美術館ピカソ展を見る。
最初の青の時代の肖像画で、ピカソのただものならぬ技量を感じるものの、その後の展開にはやはりついて行けなかった。展示の説明を見ながら、ああこの人はずいぶん女に持てたんだな、というのが最大の感想だったり。天才なんだろうなとは思うが、欲しいかと言われたら他の人の絵のほうがいい。それとピカソだけたくさん見るのはつらい。ヨーロッパの街の美術館で宗教絵画からルネサンス印象派ときて最後のほうに数点あると解放感を感じるかもしれない。
関連して六本木ミッドタウンでもピカソ肖像画展を開催していたのだが、さすがにもうお腹一杯でそこまで見に行く元気はなかった。
やたらに天気のいい日で、テラスに出ると陽光がまぶしかった。国立新美術館黒川紀章だったか。陽があたるときれいな建物なんだなと感じた。