最終予選

さすがジーコである。
地味な実績しかなかった東郷平八郎が日露海戦の総司令官に選ばれた理由が、
「若い頃から運の良い男でしたから」
という話があるが、ジーコの強運は彼の監督としての手腕を否定する人でももう否定できないだろう。
「神様」に運、不運があるかは知らないが。
イラン戦、同点に追い付いた後に「攻めろ」と指示したのもまあ、ぼろくそに言われてるが、
それで逆転してたらヒディング並みの名将になるところだった。結果として1点が相手に入っただけの話。
中田英ボランチは結構良かったんじゃないかと思う。日本のドゥンガロイ・キーンか?ただ、たまたま小野が出場停止になったからすんなり出来た布陣という気もする。これからこれで固定、とはとても思えない。ボランチにヒデ、小野、稲本、福西、遠藤、ここだけ層が厚くてもねえ。