東京はもう桜が咲いてるんだ。
そういう種類なのかな。

東京都美術館に「ボルゲーゼ美術館展」を見に行った。
ラファエロの「ちっこい一角獣を持ってる貴婦人」が目玉だったけど、ラファエロっぽくないなあとか。
それよりボッティチェリはモダンだよなあ、とか思いながら見てきました。
東京都美術館も改修でしばらく休館になるらしい。

その後、博物館の「長谷川等伯展」へ。
こちらは阿修羅像の時のように行列。

等伯は、そうだなあ、松林屏風図がやはり突出した印象。一種の奇跡のような絵画。
しかし、いつもながら展覧会を二つ観ると疲れる。

博物館の裏(?)が庭園になっているのを初めて知った。

茶室もある。

翌日はまず前に行き損ねた明治神宮に参拝。
鳥居にももちろん菊の御紋。

ドナルド・キーンの「明治天皇」によれば、天皇は酒がお好きだったとのこと。

反対側にはワインの樽も並んでいる。シャンパンもお好きだったらしい。

この先の本殿は撮影禁止。外人さんがそれと知らずにシャッターを切って、警備の人に注意されていた。

明治神宮で結婚式。隣の神楽殿から拝殿まで行列していく。神事を終えてまた行列で戻ってくる。
見事なので、関係ない参拝客に写真を撮られる。

ついでに御苑も見学。入り口に行列が出来ていて、整理券を配布していたが、これは「清正井」の整理券とかで、その他の園内散策にはいらないとのこと。
帰ってきてから調べたら、テレビで「清正井」がパワースポットとして紹介されてから大混雑になったらしい。
御苑を取り囲む森林は古来の武蔵野がそのまま保存されているかと思いきや、荒れ地だったところに神宮造営の際に作られたものらしい。

表参道ではアイルランドの観光イベントをやっていた。旗だけ見てアイルランドとわかる人が日本にどれだけいるか。緑のシャツのほうがおなじみかも。

そのまま表参道を進んで、根津美術館を目指す。
その前に途中にある新潟のアンテナショップのレストランで昼食。この場所にしては値段もリーズナブルでおいしかった。
根津美術館は美術館の建物より、庭園が広くて見応えがある。起伏のある土地である。

花の季節には早かった。

中心に池がある。

狛犬の背中(しっぽ)が面白い。