アーカイブが気になる

とうとう我が家でもブルーレイを導入した。
といっても昨日箱が届いたばかり、HDMIケーブルがないと(別売りだった!)HD接続できないということで未接続。1本ぐらい入れといてくれよ。
まあケーブルがあったとしても、ゆうべはセットアップする気力はなかったが。それに「うたばん」に聖子ちゃんが出てたし。
それはともかく最近はYoutubeやニコ動ばかり見ている。特にニコ動の「聖子ラブリー劇場」タグがおすすめ。
そういうのを見ていると、どうしても気になることがある。これらはテレビ番組の録画映像なので、著作権絡みの関係で時々削除されたりするらしい。しかし消されてもまた誰かがUPするのでイタチごっこではあるのだが。もともとは個人がホームビデオで録画していたものを変換したものだろう。この時代(つまり80年代前半)にホームビデオは本格的に普及期を迎えていた。ベータ/VHS戦争前後か。そのおかげで今貴重な画像があちこちにアーカイブされているわけだ。しかし「振り向けば・・・聖子」シリーズにしても、DVDなんかでちゃんとまとめて出してくれれば、金払っても買いたいと思っている。「夜のヒットスタジオ」の全登場場面なんかもあれば買いたい。
放送局にはマスターテープが残っているはずだから、いずれそういうものも出るのではないかと淡い期待を持っている。
だが、考えてみるとこの時代のマスターってUマチックか?ベーカムが出たのは80年代になってから。外での取材用としての導入だから、スタジオ収録には使っていないのでは。いずれにしてもアナログのシステム。
放送局のシステムはだいぶ前からデジタルに切り替わっているはずだが、過去のテープがある以上アナログの再生できる機材はまだ残っているのだろう。しかし地デジ・HD化もあるし、現行のシステムはノンリニアに切り替わりつつあるはずなので、Uマチックのテープがいつまで再生できるのか、うっすらと危機感を感じる。放送局が全てのアナログ・テープをデジタル化してアーカイブしてくれればいいのだが、そんな労力とコストのかかりそうなことをやってるとも思えない。
貴重な(といってもロングテールに過ぎないのかもしれないが)アーカイブが本当に「死蔵」されてしまう日が近付いている。