6.12の屈辱

6.12の敗戦を屈辱ととらえるのはオージーに対して失礼だろうが、
やはりそれほどの衝撃であった。
ああ、勝ってたのに引き分けか・・
が終わってみれば2点差の惨敗とは。
これで日本にとっての今回のW杯は「1勝できるか?」というラインに後退してしまった。
つまり8年間の時間を逆行し、フランス大会のレベルに戻ってしまったわけだ。
この原因はおそらく第一に監督の能力に帰せられであろう。
ジーコではなく心情的親ジーコの僕でさえ頷かざるを得ない。
しかしそれはまた
「僕達にはやっぱりトルシエのような先生が必要でした」という屈辱を受け入れることと同義である。
せめて僕らの神様が最後にもう一度奇跡の「1勝」を見せてくれることを祈りたい。